蛍光灯をLED照明に改造しました!

我が家の照明器具も光熱費を抑えるために蛍光灯からLED照明への交換を順次進めています。

ここ数年かけて廊下やトイレ、洗面所や台所、各個室にクローゼットそれに玄関灯と順次照明器具に使われている蛍光灯や蛍光球をLED電球に替えたり器具自体をLEDの照明器具に変更したりと、投資とはいえ出来るだけ安く交換出来る方法を取り入れて来ました。

残すところ居間と床間だけとなり、照明器具自体を交換するかそれとも今使っている直管式の蛍光灯照明器具を活用するか迷っていました。

IMG_4877.jpg
●我が家の居間と床間のグロースターター式直管型蛍光灯


照明器具自体を交換すると部屋の広さからLED照明器具も少々お高めになるものの交換自体は簡単に済むのですが、家を建てたのは30年以上も前なので、その頃は照明器具も天井からの配線が直付けになっており最近の照明器具に取り替えるにはシーリング器具の別途取付工事が必要になります。

当然ですが個室や台所などはシーリング器具を取付けてから新しい器具に交換して来たのですが、今回の居間や床間をよく見ると照明器具が天井自体に木ねじで直付けされており天井の梁が見つかりません。

築30年以上と言っても古民家とは違って天井は薄いベニア板に木目の化粧紙を貼り付けてあるだけでシーリング器具を取付る箇所には必要強度がある様に思えません。

そう言った意味合いでも長い間LED照明に変更するのをためらっていたのですが、偶然YouTubeを見ていたらグロースターター式直管型蛍光灯の器具を直管型LED照明に変更する方法をレクチャーしてくれるサイトを見つけたのでトライする事になりました。

交換に必要な物はLED直管ランプ20W相当を10本(各部屋5本づつ)手に入れるだけですが、最近ダイソーでLED直管ランプ20Wが税抜き500円で販売されている事を知ったので、スマホのダイソーアプリを使って周辺店舗の在庫を調べて見たところ、近くの店舗に「在庫有り」の表示が出ていたので在庫の全てを購入、その店舗の商品は8本で売り切れましたが、不足の2本は「残りわずか」の店舗で無事にゲット出来ました。

あとは我が家の蛍光灯をLED直管方式に改造するだけなので、先ずはブレーカーを切り照明器具を取り外し、YouTubeで教わった方法で改造を行いました。

改造と言ってもグロースターター式なので他の「ラピッドスタート方式」や「インバータ方式」と違って改造はすごく簡単で安定器に繋がっている配線を外してショート(バイパス)させるだけで改造は完了、後は取り付いている蛍光管とグロー球を外して、ダイソーで買って来たLED直管ライトと付属されていたダミーのグロー球(※1、ダミーと言ってもグロー球に代わるパーツで内部にヒューズが入っているそうなのでこれを取り付けないと通電しない様です)に交換するだけで居間と床間のLED照明化工事が完了します。
ちなみにYouTubeサイトではグロー球のソケット部分の配線までやり変えていましたが付属のダミー球をソケットに取付けた(※1、上記に記載)事で配線をやり変える必要はありません。

IMG_4875.-9jpg.jpg
  ビフォー

IMG_4878-10.jpg
  アフター

●蛍光灯器具の安定器の2本線及び3本線の配線をカットしてそれぞれの個所の配線を圧着端子を使ってショートさせるだけ…配線を切り外した安定器は照明器具に付けたまま放置!


費用はダイソーで買ったLED直管ライト10本(550円税込×10本=5,500円)それとホームセンターで買った圧着端子のELPA接続子CEー2を10個(151円税込×2=302円)の5,802円で2台ぶんの照明器具の改造が出来ました。
仮にLED照明器具を新しく購入するとしたら1台で約1万円位は必要なので2台ぶんで計算すると約1/4の費用で済んだ計算になります。

ダイソー.jpg
●ダイソーLED直管ランプ20型(税込み550円/1本)…ダミーのグロー球はランプと共に同梱されています!


明るさも今までよりアップした様子、蛍光灯と違ってスイッチを入れた瞬間に点灯し、何より光熱費が半分以下になる為改造費用の5,802円は投資額としてはとても安くつきました(笑)

追記:グロー式蛍光灯の場合はダイソーで販売されているLED直管ランプ(ダミーグロー球付き)をそのまま交換しただけでも照明器具のLED化にはなるのですが、安定器に流れる電流と安定器自体の寿命(一般的には10年)を考えると改造をやっておく方が安定器の劣化による火災等のトラブルを回避するために必要だと思います。

せっかくLEDに替えたのでLED照明では必要のない安定器自体の電気消費量を節約出来る方が断然良いですよね♪





この記事へのコメント